結局人は人にいく

結局人は人にいく

皆さんこんにちは。うしお回復整体の永井です😄

皆さんは「日野原重明先生」をご存知でしょうか?知っている方も多いとは思いますが100歳を超えても医師を続けていた方です。残念ながら2017年に亡くなってしまいましたが、生涯現役をモットーに最後まで精力的に活動したその功績は素晴らしい物です。

そんな日野原先生のエピソードでこんなことを聞いたことがあります。

日野原先生「僕はもう年齢が年齢だから、患者さんには僕より若い医師を紹介して患者さんはその医師の元へ行くんだけど結局また僕のところへ戻って来ちゃうんだよ」というエピソードです。

僕の想像に過ぎませんが、その紹介された医師は「身体はみてくれるけど心をみてくれなかった」のではないかと思います。

日野原先生の名言でこのような言葉があります。

・なんと言っても、人が人に与える最高のものは、心である。他者のための「思い」と「行動」に費やした時間、人とともにどれだけの時間を分けあったかによって、真の人間としての証がなされる。

これって凄く分かるんです。何の仕事でもそうだと思うんですが、結局人は「心を持った人」の所に行くんです。それは単純な優しさとかではなく「厳しいけれど愛情がある」事だと僕は思います。

僕がサラリーマン時代に働いていた会社で15年ほど前に亡くなってしまいましたが創業者の会長が正にこのような「心を持った方」でした。叱りもしましたし厳しいですが、しっかり仕事ぶりを見てくれて褒める所は褒めて頂き、残業で遅くなっている時には会長自らがおにぎりを握って差し入れで持ってきてくれました。この会長がまだ存命なら僕はまだその会社に残っていたと思います。

以前のブログ(下記参照)でも似たようなことを書きましたが、整体も技術だけ持っていてもダメなのです。その方の不調の部分だけをみるのではなく、生活背景や人間関係などの痛みや不調以外の部分もみて「この患者さんを一日でも早く回復させてあげたい」という心でみる事が一番重要だと僕は思っています。

nagaiushio