球を投げると肩が痛い
皆さんこんにちは。うしお回復整体の永井です😄
先日、20代の若い方が「野球でピッチャーをやっていたけど7年前から痛みが出て投げられなくなってしまいました」と来院されました。
普通にしてれば重くはあるけれど痛くないですし投げる動作をしても痛くないけれど球を持って投げると激痛がすると話します。
病院に行ってMRIを撮っても骨にも関節にも異常が見当たらず筋肉の硬直だろうと判断されたそうです。鍼灸にも行ったそうですが効果は感じられなかったと話します。
下が整体前の姿勢です。腕が前に出てしまい巻き肩になっています。また背中も曲がり猫背になっていますね。
整体後の写真です↓
腕の位置はまだ変わりませんが姿勢が良くなったのが分かりますか?
この患者さんの大本の原因は骨盤前傾でした。筋肉自体も非常に固かったのですが写真で見ても分かる通り骨盤前傾している為身体の前側の筋肉が引っ張られてしまうので肩も巻き肩になってしまうのです。また、骨盤前傾の方は腰が反ってしまうのでバランスを取ろうとして猫背になってしまうのです。
一回の整体で姿勢は良くなりましたが巻き肩の位置が変わらないと言う事は相当引っ張る力が強く固まってしまっていると言う事です。
球を持って投げると痛みが出ると言うのは、球を持つと手に力を入れないといけません。力を入れると筋肉は引っ張られます。その状態のまま投げると神経に触れて痛みが出るのです。
解決策は筋肉を和らげる事と骨盤前傾を修正する事です。
患者さんにはストレッチをお教えしましたが、やはり相当筋肉が固く直ぐに突っ張って痛いと話していたので無理がない位置でと指導はしましたが、患者さんも「まさか骨盤がこんなに前傾していて巻き肩になっているとは思わなかった」と話します。
人は第三者の事はよく見えても自分の事になると案外見えないものですね😅
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