人に授けるに魚を以ってするは漁を以ってするに如かず
皆さんこんにちは。うしお回復整体の永井です😄
さて、皆さんタイトルの言葉聞いたことがありますか?中国の老子の格言です。
意味は「空腹の人に魚を与えても一時的に飢えの凌ぎにはなるが根本的な解決にはならない。いつでも自分の力で魚を捕れるように魚の釣り方を教える事が大事だ」と言う意味です。
これって人を育てるのに凄く大切な事なんですよね。会社では新人が入ると当然ながら仕事に不慣れなので慣れた者が仕事を勧めた方が早いのは当然です。ですが新人にいつまでも誰でも出来る仕事(魚を与えるだけ)をやってもらっても、その新人は成長しません。やはり仕事(釣り方)を教えて、仮に失敗してもそこから再度仕事をやらせる(釣り竿を取り上げない)事が大事です。
また、この時に教える側も新人が失敗しても怒らずにミスしてもその責任は教えた側が取る事が大事です。勿論、絶対にやってはいけない事を行った時には怒りますが基本はミスしてもそれが成長に繋がるので怒らないのは大事です。教える側がいつも怒っていたら教わる側もびくびくしてしまいますものね😅
この考えって回復整体でも同じなんです。
痛みが出ている患者さんに整体(魚を与えるだけ)を行っているだけでは真の回復にはなっていません。整体だけで痛みが治まってしまっても今後その痛みが出ないように普段気を付ける事やストレッチ等(釣り方)を教えなければいけません。
そうして初めて根本の回復になるのです😃
コメントを残す