「やっと」と捉えるか。「たった」と捉えるか。
皆さんこんにちは。うしお回復整体の永井です!
今日はある患者さんとの一コマ。
この患者さんは4月の頭から今まで約5か月間ずっと通院してくれています。
4年ほど前から立っている時と歩いている時に右側の腰が痛くなり、階段の昇り降りも足に力が入らなく支えがないと出来ないそうで病院からは脊柱管狭窄症と診断されたそうです。
ただこの患者さん、右膝が変形していました。(変形は7年ほど前から)僕は腰が本当の原因ではなく膝が原因だと思い、膝をかばいすぎた結果腰に負担が掛かり痛みが出たと予想しその説明をして姿勢の改善や歩き方などもお教えしてきました。(初めの問診では腰だったのですが後々分かったのが膝も15年ほど前から痛みがあったそう)
始めの内は院のベッドの昇り降りは僕が支えてあげなければ出来ませんでしたが、最近では僕が支えなくても自分の力で昇り降りが出来るまでになりました。
今現在5か月経って、「当初の痛みの具合が10で例えるとしたら今はどのくらいですか?」と尋ねたら「5くらいかな」と話します。
これを聞いたら皆さんはどう思いますか?
「5か月経ってやっと痛みが半分になったの?遅いよ!」と思うか「今まで4年も痛かったのに、たった5ヶ月で痛みが半分になったんだ!早い!」と思うかです。
意見は様々だと思いますが、前者の意見の方から見れば「整体で何でそんなに時間がかかるんだ!お前の腕が悪いんじゃないのか?」と思う方もいるかもしれません。
ですが、15年前から膝の痛みがあり7年前から変形もして4年前から腰が痛くなった状況をみれば5か月で痛みが半分までなった事は決して「やっと」ではありません。
回復整体はあくまでも治療ではなく、歪みを正して不調から回復に導く道しるべを示すトレーナーです。
「治す」と言うのは医師でも看護師でも施術師でも薬でもなく、あなた自身の「自己治癒力」ですよ😄
因みにこの様な捉え方を「こっぷ半分の水論」と言うそうですね。
下記サイトも参考に是非😀
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