反り腰から出る不具合
皆さんこんにちは。 院長の永井 潮です。
本日の内容は「反り腰」です。
反り腰って何?って言う方は画像を見て頂ければ分かると思いますが読んで字のごとく骨盤が前に傾いてしまう事で腰が反ってしまう症状です。
まず特徴的なのが反り腰になる方は女性が圧倒的に多く、また共通しているのは痩せている方がなりやすいと言う点です。(勿論、男性にもいますし痩せていない方でも反り腰の方はいらっしゃいます)
反り腰の方が姿勢が良く見えるからいいんじゃない?なんて声もありそうですが大きな間違いです。
原因としては、筋力の衰えが挙げられます。腹筋が弱くなると骨盤を支えられなくなって重力で前に傾いてしまいます。また、腹筋だけではなく足の筋肉も座りっぱなしの生活等だと筋肉が固くなり引っ張ってしまい余計骨盤を前に引っ張ってしまいます。
分かり易く例えると、綱引きです。 骨盤を中心点にして弱い腹筋をA 固くなって引っ張っている足の筋肉をBにすると、当然ながら引っ張るBの方が強い力になるので骨盤が前に傾いてしまうのです。
筋肉は全身に繋がっているので反り腰の状態の方は筋肉のバランスがおかしくなっているんですね。
反り腰になるとどんな症状が出るか?
腰痛、坐骨神経痛、肩こり、四十肩、五十肩、頭痛、手の痺れ、股関節痛、膝関節痛、足底筋膜炎、便秘、不眠などなど骨盤の位置が変わるだけでこんなにも悪影響が出る可能性があります。
解決策は?
言葉で言うと簡単ですが、腹筋を鍛える事と固くなった足の筋肉をストレッチで柔らかく伸ばしてあげる事です。(勿論、前提としては身体の歪みを正してから行う事が一番効果的です。)
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